このたびの台風で被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。災害の犠牲になられた皆さまのご冥福をお祈りいたします。
伊豆大島の災害、島民の皆さまの現状を思うと、胸が張り裂けるような思いです。島の暮らしの中で、自然と向き合い共存されてきた、伊豆大島の皆さんにとっても体験したことのないような豪雨。
自然の脅威やそれに伴い起こる災害を予測し行動することは、人間にとって本当に難しいものなのだということを改めて感じます。
島に住む人々の防災意識は、非常に高いです。私たちの島でも、台風対策などを入念に行います。災害に会われた島の皆さまもきっとそれぞれに備えておられたことでしょう。
役場等の皆さまもこれまでの経験の上で、懸命にご対応をされていたなかでの、想像を絶する事態だったのだと思います。
島はひとつの大きな家族。島民が災害の犠牲になるということは、そこで暮らす人々にとって家族を失うことと同じです。伊豆大島で暮らす皆さま、島外から故郷を思う皆さまの心中を思うと、言葉もありません。同じ「島」に暮らすものとして、今はただただ、一刻も早い救出を祈るとともに、お亡くなりになられた皆さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。