明けましておめでとうございます。
広報浦西です。
今朝
NHKの全国放送で
野崎島・野首天主堂が放映されましたが
みなさんご覧になりましたでしょうか?
野崎島の現状を含め
放映をご覧になった方も
そうでない方にも
カメラのフレームに映らなかった世界を
少しお伝えしたいと思います。
永きにわたる禁教の時代を経て
明治初期、ついに禁教令が解かれます。
キリシタンであることを公にすることが許された人々は
天主堂の建堂を計画。
一日3度の食事を1食・2食に減らし
みんなで集めた資金をもとに
1908年建堂されたのが野首天主堂です。
時代は昭和へと変わり
日本は高度経済成長期の真っただ中。
当時日本全体がそうであったように
自給自足で何とか生活できた島も
時代の波に翻弄されます。
気がついたときには
現金収入がなくては暮らしそのものが立ち行かなくなりました。
その結果
人々は集団離村(島を出て都会へ)という選択をするほかありませんでした。
集団離村が最も進んだのは昭和40年代。
人々がいなくなった野崎島。
変わらずひっそりと佇む野首天主堂。
徐々にくちはてるのは時間の問題でした。
さらに記録的な台風が襲来し
壊滅的な被害は天主堂へも及びました。
「教会堂を町の文化遺産として守っていこう」
1988年小値賀町はひとつの選択をしました。
野首天主堂を長崎大司教区より譲り受け、
町の予算を使って修復。
荒れ果てた教会堂を立派に蘇らせたのです。
以降現在に至るまで
おぢか国際音楽祭(年1回開催)や
島らいふ子ども丸ごと探検隊(通年開催)
宝島子ども自然王国(通年開催)
コンサートイベント企画(随時)など
さまざまな形で天主堂が活用され
たくさんの人々がここに足を運ぶようになっています。
とはいっても
野崎島は離島のなかの離島。
交通アクセスは
佐世保港・博多港から2つの船を乗り継ぐことになります。
所要時間は
佐世保港から小値賀島までフェリーで約3時間程度
高速船で1時間40分程度
博多港から小値賀島まで夜行フェリーで約5時間半。
(便によって差はあります)
小値賀島・野崎島への交通アクセス詳細は
こちらをご覧ください
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